こんにちは、ココカラです!
今日は、お父さんと、お母さんから来た、こんな質問です!
Q.最近仕事が忙しく、平日は妻に子育てを任せきりにしています。そのせいか、やっと休日になっても妻が不機嫌で、子どもからも知らないおじさんを見るような目つきで見られる始末。妻や子どもとどう関わっていったらいいんでしょうか⁈
Q.うちは話し合いで、仕事が好きな私が働き、仕事よりも家事が得意な夫が、家にいて家事全般を担い、まだ保育園児の子どものお世話もおおむね夫が担っています。私も可愛い盛りの子どもにできるだけ関わりたいのですが、残業も多く、なかなか時間が取れません。やはり専業主夫はまだまだ街や保育園でも少数派なので、夫もストレスがたまってきており、何とかしたいと思いつつも日々の生活に追われています。夫や子どもとどう関われば、夫のストレスを和らげることができ、かつ子育てに参加したい私も満足できるのでしょうか。
A.そうなんですよねー、今は共働きのご家庭が増えているようで、やはりまたまだ日本は働きながら子育てをする充分な環境が整っているとは言えません。ですから、ご紹介した2人の質問者さんのように、父と母のどちらかが、仕事をやめて子育てに専念している、あるいはせざるを得ないご家庭も結構多いのではかないでしょうか。
さてでもその場合、問題となってくるのが、そのご夫婦間のディスコミュニケーション。日々子育てと向き合っている人と、仕事と向き合っている人。日々取り組んでいる課題が違いますから、やっつけなければならない相手が違います。当然話が噛み合わなくなってくるわけですよね。
結論から言いますと、
お家に帰ったら毎日、家にいて子育てをしている人の「話をとにかく聞いてあげる!」これがいちばん大切なんじゃないかと思います。
仕事の話はね、聞いてもらいたい人と、家庭には持ち込みたくない人、いろいろいらっしゃると思うんですよね。でも、子育ての話は、できるだけパートナーに聞いてもらった方がいいし、聞いてあげた方がいい。理想は夫婦2人で子育てすることですが、時間的に無理な場合はとにかく話を聞いてあげる、これが大切です。
うちにも今高校生と中学生の娘がいますが、彼女たちが小さい時は、夫は忙しく私が主に子育てしていたわけですが、ま、それは私はいやではなく喜んでそうしていたわけですが、やはり1人で日中子どもと向き合うのは、楽しい反面ストレスも溜まります。そんなときは、夫が帰宅してから「今日は〇〇ちゃんはどうだった?」と聞いてもらえるだけで、だいぶ心の負担が違ったように思います。夫にも今の子どもの状況がよくわかったと思います。
親が2人で決めなければならないことももちろんたくさんありますが、それ以外の時は別に特別なアドバイスが欲しいわけではなく、
「そうだったんだ。大変だったねー」
「そうか、うまくいくといいねー」
と聞いてもらえればいいのです。
それだけで、子育てを任されている側の人間の心の負担はだいぶ減り、1人で子育てをしている孤独感はだいぶ和らぎます。
大切なのは、「機嫌よく子育てをすること」です。
本来子どもはとっても可愛いし、子育てはとっても楽しいものなんですよね、
でも子育てをする人に孤独感が溜まってくると、子育ては辛いものになりますし、子どものことさえ可愛いく思えなくなってきてしまいます。
子育てをする人の心の安定が、当の育てられる子どもにとって、いちばん大切というわけです。
最近問題になっている児童虐待や、子育て中のうつ状態も、話をパートナーに聞いてもらえるだけで、だいぶ回避できるのではないかと思います。
話はちょっとずれますが、ここまで読んできて、私も子育てを辛く思っているが、わたしにはパートナーがいない、あるいはパートナーに話を聞いてもらうことは期待できないと肩を落としたあなた。
そのような場合は、他の人に話を聞いてもらえばいいのです。ご両親でも構いません。一番いいのは、同じ子育て中のママ友、パパ友を作ることです。
地域の児童館や子育て支援センターでは、小さい子どもを育てる親や子どもをつなぐ、いろいろな催し物を企画していて、最近ではオンラインでもいろいろと行われています。
そうやってあなたの心がまず元気になることが、子どもを幸せにすることにつながるのです。